2017年のホンダの7人乗りミニバンを比較するブログ

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ステップワゴン スパーダの燃費を比較!旧モデルやライバルとの違いをチェックします。

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ホンダ ステップワゴン(RP系)の燃費に関して、フルモデルチェンジの一大ニュースとなったのは、やはり「ダウンサイジングターボ」だと思います。

ダウンサイジングターボは、フォルクスワーゲンが積極的に採用しているイメージが強いですよね。排気量は減らしてエンジンを軽量・コンパクトに作り、ターボによって必要なときだけパワーを引き出す、というのがポイントだと私は理解しています。

そのフォルクスワーゲンは、Sharanにて1.8tあるボディを1.4Lのダウンサイジングターボエンジンで走らせていて、15.0km/lのカタログ値を引っ張り出しています。1.7tのステップワゴンで1.5Lのエンジンは必要だったのか、ちょっと疑問は残ります。

そのため、今回のステップワゴンのダウンサイジングターボはどれほど優れたものなのかを、過去モデルやライバルモデルとの比較で見ていきたいと思います。

ダウンサイジングターボは何も燃費だけにメリットがある訳ではなく、静音性や税金など他の利点もあります。今回の記事では、あえて燃費だけに焦点を絞って書いていきたいと思います。

過去モデルとの比較

まずはステップワゴンの歴代モデルとの比較から見ていきたいと思います。

歴代ステップワゴン カタログ燃費一覧表
  燃費(km/l) モード
1代目(1996年) 11.2 10・15モード
2代目(2001年) 13.2 10・15モード
3代目(2005年) 13.2 10・15モード
4代目(2009年) 14.0 10・15モード
5代目(2015年) 15.4 JC08モード

改めて20年超のステップワゴンの歴史を振り返ってみましたが、燃費は少しずつ良くなってきているのがひと目で分かりますね。安全基準の底上げや装備品の充実に伴って重量は増えるはずなのに、むしろ燃費は抑えていっています。開発者の方々の努力の賜物なんでしょうね。

燃費は毎モデル上がってきているように思いますが、今回の5代目ステップワゴンから測定方法が変わっていることにご注目ください。

昔からある10・15モードに対して、最新のJC08モードに変更されています。一般的にJC08モード燃費の方が10・15 モード燃費より概ね1 割ほど低くなる傾向があるとされています。

ステップワゴンでも同様に1割低くなったと仮定し、同じ10・15モードで計測したならば17km/lを叩き出していたことになるのではないでしょうか。

そうだとすると、5代目ステップワゴンのダウンサイジングターボの効果は非常に大きかったと言えるのかなと思います。

ライバルモデルとの比較

続いてライバルモデルのカタログ燃費の一覧です。

ライバルモデル カタログ燃費一覧表
名称  燃費(km/l) 特徴
5代目ステップワゴンスパーダ 15.4 ダウンサイジングターボ
ノア G (ガソリン) 16.0 バルブマチック
ノア Si (ハイブリッド) 23.8 ハイブリッド
セレナ ハイウェイスター 17.2 S-ハイブリッド
マツダ ビアンテ 14.8 SKYACTIV G

こう見ると、最下位ビアンテの次ということになりますね…。

トヨタのハイブリッドは別格として、セレナのS-ハイブリッドであっても2km/l分くらい違うため、両車ともに高い水準の燃費を引き出しています。

では、ノアのガソリン車はどうなのかというと、バルブマチックという高度なバルブ制御でポンピングロスを低減する機構が付いたエンジンを採用しています。これが8~10%程度燃費を改善すると言われており、結局僅差でステップワゴンが負けています

最後のビアンテもSKYACTIV Gがマイナーチェンジで採用されています。ガソリンエンジン離れした高圧縮比が話題を呼んだ高効率エンジンで、全体の設計は古いビアンテながらステップワゴンに肉薄した数値を出しています。

しかしながら、冷静になって見てみると、純ガソリン車の3台を比べるとどんぐりの背比べ的で団子状態です。各社それぞれの飛び道具を使って、しのぎを削っている状況ということですね。

ステップワゴンのダウンサイジングターボは、単純な省燃費技術としてだけではなく、低回転化による騒音低減や豊かな低速トルクなど、他のメリット合わせて考えた方が良さそうだな、というのが私の結論です。

まとめ

今回は、歴代モデルやライバルモデルとの比較を通して、ステップワゴンのダウンサイジングターボによる燃費の改善効果を見てきました。

歴代モデルからすると大幅な燃費向上を達成できたと言えそうですが、ライバルもやはり技術改善により燃費向上しています。ライバルよりも優れた燃費という訳にはいきませんでしたが、ライバルと同等の燃費をキープした上で静音性や低速トルク増加などの特色を得たと言う方が実態に近いと思います。

試乗の際には燃費のことは一旦忘れて、ダウンサイジングターボの良さを味わってもらう方が良いかもしれませんね。

では!