ステップワゴンのサイズを旧モデルと新旧比較してチェック!
ステップワゴン(RP系)の車体サイズや室内空間はどのように進化したのか?
素人目にはフルモデルチェンジによって全体的によくなっているんだろうと想像してしまいますが、人気モデルとなった旧モデル(4代目: RK系)と比較するとどこが優れていて、どこが変わらないのか、知りたくなりますよね。
はたまた、フルモデルチェンジに際して悪くなってしまったところがあれば、事前に知っておいて納得しておきたいですね。
今回は、新旧モデルの寸法数値を比較することで、その変化をチェックしてみたいと思います。
車体サイズを新旧比較!
早速車体サイズを新旧比較してみましょう!
比較するグレードはエアロなしの"G"グレードです。
5代目型ステップワゴン(RP) |
4代目型ステップワゴン(RK) |
|
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全長 | 4690 | 4690 |
全幅 | 1695 | 1695 |
全高 | 1840 | 1815 |
全高以外は変化なしですね。それもそのはず。全幅と全高は5ナンバー枠の制限があるため、変えようがありません。
では、何が進化したんでしょうか?
以下の図を御覧ください。
限られた枠の中で、出来る限り「人のための空間」を広げるため、エンジンルームとホイールベースを変更していました。ホンダ伝統のスローガン、「マン・マキシマム/メカ・ミニマム」思想のたまものだと言うことを痛感しますね。
この設計変更が室内空間にどのような改善をもたらしたのか、次に室内寸法の比較をしてみます。
室内空間を新旧比較!
車体サイズと同様に、まず表にて室内空間の寸法を比較します。
5代目型ステップワゴン(RP) |
4代目型ステップワゴン(RK) |
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室内長 | 3220 | 3095 |
室内幅 | 1500 | 1500 |
室内高 | 1425 | 1395 |
こちらは室内長と室内幅どちらも拡大されていることが分かります。この寸法上の改善が乗る人にとってどのようなメリットがあるか、表だけだとわかりづらいですね。
同じように図を起こしてみたので、御覧ください。
頭上空間と座席の間隔が広げられていますね!頭上空間もさることながら、とくに座席間隔の拡大は広々感に直結しますから、これはかなり嬉しい改善です。
シートクッションの厚みを損なうことなく、膝周りの余裕が増えますね。
さらには、荷室の奥行の拡大も。3列目を出した状態だとトランクスペースって狭くなりがちです。ここが広くなると、3列目を常用する方にとってはありがたいんじゃないでしょうか。
普段の買い物であれば、3列目を格納しておかなくてもいいかもしれませんね。必要なときだけ3列目を片付けるという使い方で良さそう。
一方、室内の幅は広がっていません。
幅方向には進化していないんでしょうか?
調べてみるとちゃーんと進化していました。仕様諸元には現れてこない改善がしっかりなされていますよ。
クルマって真正面から見ると台形になっていますが、広さ感に繋がる上半身周囲の幅が拡大されています。
特に3列目の肩周辺の幅拡大は嬉しいポイント。3列目はタイヤハウスがあるため、きゅっと幅が狭くなりがちですが、3列目にも更なる余裕が生まれています。
まとめ
今回は、同じステップワゴンの新旧モデル比較をテーマに、新型である5代目(RP系)と4代目(RK系)の寸法データを比較してみました。
同じ5ナンバー枠という制限の中、しっかりと改善がなされていることがわかり、開発者の方には脱帽です。。この改善ポイントは、是非試乗してみて確認してみてくださいね。
では!